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フランス・ギャルと一緒に


by gall gall
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カテゴリ:ギャル考( 24 )


ギャル考 24 「ほくろ」


ギャルの右目の下にあるほくろ。
いわゆる「泣きぼくろ」と言われているものです。
このイラストの右目の人、ギャルっぽいですねー。
泣きぼくろは恋愛の運勢を表すそうで、情熱的で激しい恋をすることもあるけど、最後には安定した家庭を築くことができるほくろなんだそうです。ギャルも然り、そのまま当てはまりますね。

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この泣きぼくろを、ギャルの特徴(チャームポイント)として認識している人って少なからずいるみたいですが、私はほとんど意識したことはありません。言われたら、あるなぁってぐらいで、まああってもなくてもどっちでもいいでしょうぐらいの捉え方です。

ところで、下の記事を見つけたのが今回のテーマの発端です。
3枚の写真(2歳半の頃、14歳の頃、現在)を並べ、フランス・ギャルはなぜ右目の下にほくろを描いているのかということが記事になっています。
つまり、もともとギャルにほくろはなかったわけです。
じゃあ、なんで、わざわざほくろを?となります。
わざわざと思うのは男性で、女性はやはりと思うのでしょうか。
付けぼくろで有名なのはマリリン・モンローですが、彼女の場合は口元をセクシーに見せたいというのがその理由でした。
ではギャルの場合は? それは記事中の文章の拙訳を読んでもらうとわかります。
  
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”目元パッチリの見せ方”

まずホワイトペンシルで下まぶたの縁にアイラインを引き、目の形を強調します。
次に栗色のペンシルで右の頬骨のあたりにちょこんとほくろを描きます。
このほくろが目元に注意を向けさせるアクセントになるのです。
さあ、これで目元はパッチリと大きく見えます。


ギャルの若い頃の写真で顔の右側をカメラに向けているのが多いのは、つまり、ほくろを見せたい、すると目が大きく見えるからというのが、これでわかりました。
でも、なぜ右向きを見せたいのでしょうか? 一般的に女性は左向きの顔の方が表情が豊かでよりチャーミングに見えるとい言われています。昔の大女優はそれを知っていて、アップの時は「カメラは左位置からね!」と注文をつけていたそうですね。

ところで、ギャルってふつうにしていても充分目元パッチリですね。
だのになんで屋上屋を架すようなことをするのか、この目元パッチリへのこだわりは日本人「ギャル」と同じです。
個人的には涼しげな目元が好きなので、なくてもいいけどねと思っています。

さて、ギャルは1963年のデビューからのアイドル時代はつねにほくろを描いていたようです。
でも、じつは時々ほくろ無しの写真もあったりするんです。
どうして無いのか?描き忘れなのか?消えちゃったのか?後で修正されたのか?
理由はわかりませんが、そういうものをいくつか紹介してみます。
ちなみにここにはありませんが、写真によっては右ではなく左の方にほくろがある場合もありますが、それは反転使用のためです)

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デビュー前


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とまあ、アイドル時代だけでもこれほどありますが(存外多い)、これが70年代になるとほくろ無しの方がだんだん増えてきて、とうとう80年代はほくろとの決別ということになります。


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もはや、目をパッチリ大きく見せるなんてどうでもいいわと言わんばかりの余裕の笑顔ですね。
でも、今回、写真を2000枚ほどチェックしているうちに、私は泣きぼくろのあるギャルもいいなあ、たしかにチャームポイントになっているなあと思うようになりました(笑)



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by gall_gall | 2018-09-22 15:42 | ギャル考 | Trackback | Comments(6)

世の中には頼まれもしないのに誰かのために自発的に奉仕したいというパッションに駆りたてられることがままあります。
衝動から行動への道程や方法はさまざまでしょうが、ネットのサイトというものは今日の有効な手だてのひとつですよね。
私が日々お世話になっているおすすめのギャルサイトを2007年に紹介、15年にリニューアルしましたが、その後もまた新しいサイトがアップされているので、今回バージョンアップすることにしました(サイト名をクリックすると、サイトが開きます)。


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САЙТ ПАМЯТИ
ロシア語のサイト

既出のギャルサイトのいいとこ取りに加えて、
歌詞(仏露独伊西日の6ヶ国語)、カラオケと楽譜のDLまで出来るとは!




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France Gall et la télévision
ギャルが出演した全テレビ番組のデータ(1963〜2015)を網羅
関係者のみが知り得る貴重な記録を公開




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ウィキペディアでは、ギャルについて41ヶ国語で展開
やはり本国フランスの記事がもっとも詳しい




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France Gall sur Discogs
ギャルのあらゆるメディアのデータを網羅したサイト
なにかと重宝




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 フランスのサイト
本国ならではの強みか、あらゆることがすごいことに




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さらにすごいことになっているフランスのサイト
おそらく地上最強なのでは
トップページの飛び出すギャルがすごい




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 ギャル復活(1974年)以降をたどったフランスのサイト




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 80年代以降のギャルについてのフランスのサイト
 やはり本国では80年代が一押し



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 日本を代表するギャルサイト(現在復旧中)
仏盤・日本盤・独盤・その他外国盤のディスコグラフィが充実




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 すごくオシャレでキレイな日本のサイト
眺めているだけで幸せになれるみたいな




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 ギャルの楽曲を詳細に解説してあるところが魅力
 音楽や楽器への深い知識と造詣に裏付けされていて読み応え十分




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 日本版EPコレクションが開陳されてあるサイト




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 ピンボード風の写真共有ウェブサイト
 ギャルのレアな写真がいっぱい




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 France Gall.net
 Twitter上でフォロワーが最も多いギャル関係ツイート




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 YouTube上最高のギャル動画投稿者
 どこからこんな動画を入手するんだ、えーい、ないなら自分で作ってしまえ!




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Instagram上の#francegall
投稿数は37,317件(現時点)




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Facebook上にはギャルの公開or非公開グループが多数あり
公開グループではこれが一番良い




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Facebook上の非公開グループではこれが一番良い




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 Facebookのギャルとベルジェのページ
 ギャルのレア写真・コラージュ写真も楽しめる



以上、目白押しに並べてみました。
どのサイトもギャル愛にあふれていて感心します。





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by gall_gall | 2018-05-19 12:26 | ギャル考 | Trackback | Comments(2)

ベスト・オブ・フランス・ギャル

発売日:2004/10/13  レーベル:ユニバーサル

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01.恋のお返し
02.ジャズ・ア・ゴーゴー
03.娘たちにかまわないで
04.クリスチャンセン
05.ジャズる心
06.夢見るシャンソン人形
07.恋の家路 (新学期)
08.涙のシャンソン日記
09.ベビー・ポップ
10.アニーとボンボン
11.ブーム・ブーム
12.おしゃまな初恋
13.ティニー・ウィニー・ボッピー
14.あなたが欲しい
15.青い瞳に恋してる
16.食いしん坊さん、気をつけて!
17.けんかの前
18.あなたに贈る歌
19.テンポの時代
20.ダディ・ダ・ダ
21.太陽をあげよう


ユニバーサルから3枚目のベスト盤です。
いずれも2年周期でリリースされてますが、その意図はなんでしょうかね(笑)
2枚目のベスト盤のトホホなジャケットにくらべると、ギャルのクールなレア写真がどーんと施されていて、なにやらすごいやる気を出しまくっている感がありますね。
さて、内容の方はベスト盤考5に記したように、ユニバーサルの1枚目「アンソロジー ’63 / ’68」にくらべて、2枚目「夢見るシャンソン人形」は選曲が凡庸だったので、「ぜったい担当者が変わったとしか思えませんね」と言いましたが、今回の3枚目ではその担当者が戻ってきたんじゃないのかと思わせる選曲になっていて、21曲中8曲が「アンソロジー ’63 / ’68」とかぶっています。だから、初めてこのベスト盤の収録曲を見たときの印象は「おっ、なかなかの硬派」というものでした。

と、ここまで書いたところで、2枚目の「夢見るシャンソン人形」の方も一応数えてみると、かぶりは21曲中10曲になっていて、こちらの方が多いじゃないか。そこで、この3枚目はつまり1枚目と2枚目の折中盤なのかということに気づきました。
1枚目と2枚目のかぶりは5曲なので、そうなるとユニバーサルでの新しい収録曲は「食いしん坊さん、気をつけて!」「あなたに贈る歌」「テンポの時代」「ダディ・ダ・ダ」「太陽をあげよう」の5曲です。
で、この5曲はそれ以前の単品のベスト盤には収録されていないので、まあ、それがこの3枚目ベスト盤の売りになっているのでしょうが、そもそもこの5曲はベスト盤に入るほどの楽曲なのかということが気になります。

私がレコードを買いあさっていた70年代当時のベスト盤は、「Greatest Hits of アーティスト名」というタイトルが一般的で、過去の代表曲やヒット曲を集めたアルバムでした(中・高生の頃はお得感があったけど、やがて本当のファンならベスト盤といった安易な盛り合わせではなくオリジナルアルバムを聴くべきだという風に考えるようになった)。でも、今どきのベスト盤というのは、シングルカットされていない曲を入れたり、ボーナストラックとして未発表曲を収録したり、人気のあるB面(カップリング曲)も並べたりするようになっています。
となれば、くだんの5曲はそういう扱いのものということでしょう(個人的に良いと思うのは「テンポの時代」だけ笑)。

ちなみに、この5曲は4枚組の「メイユール・コレクシオン」のVol.4に集中して収録されています。
となると、とどのつまりは、メイユールを思い切って買っておけばすべて事足りるわけで、こういったギャルのベスト盤ハイパーインフレを冷ややかに横目で見ておくことができるということなのですねー。

では最後に「ダディ・ダ・ダ」を紹介して終わりにします(あっ、いま気づいたけど、これの元ネタはビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」だ)





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by gall_gall | 2018-05-05 16:29 | ギャル考 | Trackback | Comments(0)

ここはYoutubeと直にリンクができる設定になっているので、ギャルの動画やカバー動画をさくさくと紹介してきました。
ところが、そのYoutubeでは以前(ギャルが亡くなる前)にくらべて削除されるケースが多くなり、このようなメッセージを目にします。

「この動画に関連付けられていた YouTube アカウントは、著作権侵害に関する第三者通報が複数寄せられたため削除されました」

すると、しばらくしてまた誰かが削除された動画をアップしていることがあり、復活して良かった!と思いきや、その後でまた削除されているという、まさにイタチごっこのようなところがあります。

じつは、ギャルのレア動画の世界的リーダーであるClaude1943さんとはFacebookで繋がっているのですが、彼がFacebookやVimeoにアップしているギャルの未見のレア動画(以下のやつ)を、Youtubeにもアップして欲しいと頼んだところ、彼からこういうレスがありました。

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「Sorry, but on Youtube, the INA is reigning the terror of copyright. They make fun of the fact that we can restore these videos voluntarily, simply through passion to perpetuate the memory of the artist. For them, what is important is to recover money for the multinationals holding the rights, even if they let these videos mildew on dusty shelves. They have already deleted the first channel I created on Youtube with over a hundred videos and my current channel has already received 2 warnings. All my new restorations are now available on Vimeo」

Claude1943さんのこれまでのギャル愛に満ちた純粋で情熱的な行為をリスペクトしていたから、彼の悔しさとやるせなさが痛いほど伝わりました。
私は「Money-hungry never knows the passion of volunteer like you」と慰めの言葉をかけるのが精一杯でした。

違法アップロードの通報があれば、Youtubeとしては著作権や肖像権の侵害にならないように然るべき対策をとっているわけで、これは今後もより厳しく続くでしょう。すると、Claude1943さんのようにYoutubeを見限って、まだ規制のゆるいマイナーな動画サイトへと移行するへヴィーユーザーも増えてくるでしょうね。

つまり「取り道あれば抜け道あり」ということで、それなくしてネット文化の興隆や情報技術の進歩はないはずだと考えます。


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by gall_gall | 2018-03-27 17:31 | ギャル考 | Trackback | Comments(0)

ギャルの69年〜73年を私は「不遇時代」と呼んでいます。不遇には「良質でありながらもめぐりあわせが悪くて世間に認められないこと」という意味があるからです。その時期にリリースされた音源の一部はアルバム化されていますが、すべてを網羅したアルバム化はまだです。更にCD化もまだです。

これが以前ならアナログのシングル、EP、LPを探し求めて聴くしかありませんでしたが、いまはYoutubeからクリックするだけで簡単に聴けたり、ダウンロードすることができるのだから、神やホトケの力を借りなくても良い時代になってしまったのです(笑)

さて、ギャルはデビューからアイドル時代まではすべてPhilipsというレーベルから、ドイツ時代はすべてDeccaというレーベルから音源をリリースしています。

その後、人気が低迷し売れ行きが悪化し、事実上の活動停止や引退を考えるほど追い込まれる中でのジタバタだったのでしょうか、不遇時代では6つのレーベルをまたがってのリリースとなっています。となれば、この時期の音源をベスト盤やコンピレーション盤としてまとめようとすると、煩雑な原盤権の問題が発生するでしょうね。ですから、ギャルがそれを拒んでいたわけではなく、このことが障害だったのでしょう。

ギャル考19でLa Compagnieレーベルの音源をまとめた「Ses Grands Succès」を紹介しましたが、よく調べてみたら、漏れているのは「ZoZoi」だけではありませんでした。そこで不遇時代にリリースされたシングル&EPをレーベルごとにまとめてみようと思います。

では、その初回は質と量で誇るLa Compagnie(69〜71年)です。

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1969「Homme Tout Petit」


1969「Les Gens Bien Eleves」



1969「Baci, Baci, Baci」



1969「La Torpedo Bleue」



1969「La Manille Et La Révolution 」



1969「Il Mio Amore E Una Ruota」



1969「Les Années Folles」



1969「Soleil Au Cœur」



1969「Les quatre éléments」



1970「Les Elephants」



1970「Shakespeare Et Pire Encore」



1970「ZoZoi 」



1970「Merry Merry O!」



1970「Bugie Da Elefanti」



1970「Op! Op! Opla!」



1970「Come Fantomas」



1971「Mon Aeroplane」



1971「L’amour Boiteux」


以上の18曲です。CDだと1枚で収まりますが、LPだと2枚組でリリースということになったでしょうね。

   



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by gall_gall | 2018-02-19 23:14 | ギャル考 | Trackback | Comments(2)

先日の「けんかの前に」の初出動画がアップされたときに、封印音源や動画が日の目を見ることになるかもという不謹慎なことを言いましたが、ついに真打ちがYoutubeにアップされましたよ!
ギャル自身がCD化を拒んでいるのかもしれないという噂もあった「La Compagnie」時代のアルバム「Ses Grands Succès」の全曲(つまりfull album)です!






まず、1969年に「La Compagnie」レーベルから「France Gall」というアルバムがリリースされました。

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そして、このアルバムをもとに「Musidisc」レーベルが手を加えて「Ses Grands Succès」というタイトルでリリースしました。
イタリア語で歌った「La Ruotta」と「Matrimonio D’amore」の2曲を外し、「Shakespeare Et Pire Encore」「Les Éléphants」「Merry Merry O! 」の3曲を加えたのです。

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じつに賢明な編集だと思います。でも惜しむらくは「La Compagnie」を代表する「ZoZoi」が収録されていないこと。これがあれば「Ses Grands Succès」は「La Compagnie」時代のレア音源をすべて網羅できたのにね。
ちなみに、「Musidisc」レーベルは「France Gall」というタイトルで、「Bel Air」レーベルは「Les Années Folles」というタイトルで、収録曲は同じままジャケットだけを変えて、プラス3種類をリリースしているので、ややこしいです。



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by gall_gall | 2018-02-05 00:58 | ギャル考 | Trackback | Comments(2)

夢見るシャンソン人形 フランス・ギャル ベスト・セレクション
発売日:2002/03/27  レーベル:ユニバーサル
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01.夢みるシャンソン人形
02.夢みるシャンソン人形 (日本語)
03.おしゃまな初恋
04.ジャズ・ア・ゴー・ゴー
05.恋のおかえし
06.シャルマーニュ大王
07.ティニー・ウィニー・ボッピー
08.リボンと花
09.クリスチャンセン
10.天使のためいき
11.アメリカ万歳
12.アニーとボンボン
13.ベイビー・ボップ
14.アイドルばかり聞かないで
15.ジャズる心
16.涙のシャンソン日記
17.恋はおとなしく
18.ギターとバンジョーと鐘

ギャルのベスト盤の乱発はユニバーサルミュージックによるものです。
ユニバーサルは7枚のギャルのアルバムをリリースしていますが、そのうちなんと6枚がベスト盤なのです! 005.gif 
他のレーベルと比較すれば、日本フォノグラムからは1枚、マーキュリーからは1枚なので、これは大変な乱発です。ハイパーインフレになったのも当然です

実は前回紹介した「夢見るフランス・ギャル ~アンソロジー '63 / '68」もユニバーサルですが、ベスト盤とのかぶりは5曲だけです。ということは、あの26曲中21曲は非ベスト的な選曲+レア音源だったわけで、それが 「アンソロジー '63 / '68」のウリでした 079.gif

このベスト盤は先行した他レーベルからの2枚のベスト盤と比べると、かぶりは18曲中16曲となり、かぶっていないのは「恋はおとなしく」と「ギターとバンジョーと鐘」の2曲というなかなか微妙な選曲で、これで購入につながる新味を出したかったのでしょうが、効果のほどは?
それよりもジャケットの写真やデザインをもっと工夫しないといけませんでした、これじゃまるで70年代の歌謡曲アルバムです。

ユニバーサルの「アンソロジー '63 / '68」で見せたこだわりの選曲センスはあの時だけで、これ以降はベスト盤ばっかしを手を変え品を変えの売らんかなです。
ぜったい担当者が変わったとしか思えませんね 027.gif
では、最後に「恋はおとなしく」を紹介して終わりにします。




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by gall_gall | 2017-02-12 12:28 | ギャル考 | Trackback | Comments(2)

夢見るフランス・ギャル ~アンソロジー '63 / '68
発売日:2000/11/18  レーベル:ユニバーサル
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1. 夢見るシャンソン人形[日本語版]
2. すてきな王子様[日本語版]
3. 恋のサバ・サバ娘
4. 審判のテーマ(この曲が聞こえる)
5. はじめてのバカンス
6. 恋はおとなしく
7. 悲しい初恋
8. 夢見るシャンソン人形
9. 月の光に
10. ジャズる心
11. 涙のシャンソン日記
12. バラ色のキッス
13. すてきな王子様
14. 恋の家路(新学期)
15. 乙女のためいき
16. わたしは幸せ
17. 羅針盤
18. ブーム・ブーム
19. あなたに権利はない
20. 恋のためいき(ポリシネル)
21. 青い瞳に恋してる
22. 好かれようとしないこと
23. けんかの前に
24. あなたが欲しい
25. ハロー、天国のムッシュー
26. 24/36

ひさかたぶりの「ベスト盤考」ですね。
さて、このアルバムは2000年にリリースされた日本の独自企画盤です。
先に云っておきますが、実はこれ、ベスト盤ではありません。アルバムタイトルもアンソロジーと銘打ってあるように、あるコンセプトに基づいて編集されたコンピレーション盤です。

そのコンセプトというのは「今までにCD音源化されていないものを取り上げるということ」だそうで、その結果、先行の2枚のベスト盤との重複は1枚目で3曲、2枚目では5曲だけです。
じっさい、収録されているのは、日本だけで発売された日本語曲やシングルのB面といったレアトラックが多くて、想像するに、ベスト盤以外のギャルも聴きたいけど、メイユール・コレクシオン4枚組には手が出ない人を狙ったのかなと思います。

とは云え、メイユールにも収録されていない「わたしは幸せ」「24/36」「好かれようとしないこと(女優ミレイユ・ダルクとのデュエット)」の3曲は貴重です。
さらに「シャンソン人形」と「すてきな王子様」の日本語版は、これが初CD化だったので、これを目当てに購入された方も多かったのでは。
なので、このアルバムはマニアにとっては所有しておくべきマスト盤ですね(私も所持していたのですが、**さんに貸したまま戻ってきてません 007.gif

それと、ジャケットの写真、これもレアな写真なんだと思います。どのフランス盤のジャケットにも使用されていませんから。でも、これっていかにも「Les Sucettes(アニーとボンボン)」のプロモ用ですよね。てっきり収録されているのかと思いきや、アンソロジーには入ってません(笑)

最後に「すてきな王子様」の日本語版をアップしておきます。



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by gall_gall | 2016-11-26 14:03 | ギャル考 | Trackback | Comments(0)

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ギャルカバーがついに100曲になりました 024.gif
このシリーズを始めた頃にまさかこれほど続くとは思っていなかったので正直驚きです。
ギャル自身のプロモーション動画は他のフレンチアイドルと比べるとダントツに多いのですが、ギャルの楽曲をカバーした動画も相当な数にのぼることがわかりました。
これは私がYoutube上で個人的に面白いな&新味があるなと思ったものだけを拾っているだけで、実際はこの何倍ものカバー曲動画がアップされているのです 005.gif

そこで今回は、この100曲をもとにカバー曲の傾向をギャル考してみます。
どの曲が最も拾われたでしょうか?上位5位の結果発表です。
(先述したように、選出基準はあくまでも「面白味&新味があると私が認めたカバー曲動画」ですよ) 034.gif

1位 18回 【夢見るシャンソン人形】
2位 10回 【アニーとボンボン】
3位  7回 【娘たちにかまわないで】
4位  5回 【この曲よ】
5位  4回 【恋のお返し】【Evidemment】【Jazz a Go Go】

《寸評》
1位はやはり強かった「夢見るシャンソン人形」。
圧倒的な母数の大きさで、ほぼフランス人と日本人によってカバーされまくっています。ただフランス人は他の楽曲も多くカバーしているのにくらべ、日本人はほとんどこの曲しかカバーしていません。Kyu Sakamotoと言えばSukiyaki、フランス・ギャルと言えばシャンソン人形ってことなんでしょうが、そういうのって思考停止だと思いませんか? ちなみに原題の「Poupée De Cire, Poupée De Son」は「蝋人形、もみ殻人形」という意味であって、シャンソン人形なんかではありません。

2位は納得の「アニーとボンボン」。
ペロペロキャンディをなめるのが大好きな少女を童謡風にギャルに歌わせたゲンズブールの趣味の良さ!この悪どさにグッとくる人はプロアマ問わずにカバーしたくなるみたいですね。じっさいカバー動画もその手のものが多いのですが、日本人は手を出さない(笑)

3位と4位はリバイバルヒットの影響。
米国のエイプリル・マーチという歌手がギャルの「娘たちにかまわないで」と「この曲よ」を95年にカバーしてヒットさせています。とくに「娘たちにかまわないで」はチック・ハビットの名義でタランティーノ監督の映画『デス・プルーフ』(2007)で使われ世界的ヒットとなりました。「この曲よ」は生ギターのアレンジが可愛らしくて、これにグッときた女性らがギターやウクレレによる弾き語りで好んでカバーしています。ギャルのオリジナルと知らずにカバーしている人も少なからずです。

80年代を代表するカバー曲の「Evidemment」。
上位7曲の中で6曲は60年代アイドル時代のものです、でも100曲の中には70年代や80年代の楽曲カバーもあるし、それこそYoutube上には「Evidemment」の他にも「愛の告白」「彼は立ったままピアノを弾いていた」「Résiste」「エラ・エ・ラ」「聞いてよママン」など数多くあります。ただ、ほぼオリジナルのまんまのカバーが多くて(ギャルになりきって歌い上げている)、新味と面白味に欠けるためにあまり拾えないという具合です。
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《まとめ》
カバー曲の場合、歌詞をオリジナルで歌うか自分の母語で歌うかのどちらかです。
たとえば「Poupée De Cire Poupée De Son」の場合、オリジナルはフランス語ですが、この時代の売り方として異国語で歌ったレコードも作っていたので(あのビートルズだってドイツ語盤を作っています)、ギャルはドイツ語・イタリア語・日本語でも歌っています。

日本人は「夢見るシャンソン人形」という岩谷時子による日本語の訳詞でカバーしているのが一般的です。ただ、フランス語でカバーしているのも多いですね、これは日本人の特徴的な傾向だと言えます、おそらくオリジナルへのリスペクト、本物志向、フランス語への憧れといったところでしょうか。
ちなみに今のところプロ歌手による英語とヴェトナム語のカバー動画というのはありますが全体に稀です。

以上のことから、ギャルによる異国語バージョンがなく他国のプロ歌手による訳詞バージョンもない場合はオリジナルのフランス語でカバーするより他ないわけで、世界共通語である英語の楽曲カバーに比べると敷居が高いだろうなと思いますが、それにしても下は幼児から上は老人まで男女を問わず人種も問わずカバーされて動画で日々アップされ続けているのは、コレ如何にと不思議に思えます 079.gif


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by gall_gall | 2016-05-05 15:32 | ギャル考 | Trackback | Comments(2)

「メイユール・コレクシオン Vol.1〜Vol.4」
発売日:1997/12/10  レーベル:マーキュリー

Vol.1
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1.はじめてのバカンス
2.ジャズ・ア・ゴーゴー
3.おとなしくしましょう
4.リボンと花
5.パンス・ア・モア
6.恋のサバ・サバ娘
7.ギターとバンジョーと鐘
8.アイドルばかり聞かないで
9.この曲が聞こえる
10.お友達に云わないで
11.恋のお返し
12.私がもし男の子だったら
13.娘たちにかまわないで
14.悲しき初恋/はじめての失恋
15.クリスチャンセン
16.ちゃんと言ったでしょ

Vol.2
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1.夢みるシャンソン人形
2.ヌヌルス/クマの縫いぐるみ
3.おやすみなさい
4.シャルマーニュ大王
5.すてきな王子様/白馬の王子さま
6.ジャズる心
7.あなたのキャプテンに言いなさい
8.月の光に
9.恋の家路/新学期
10.涙のシャンソン日記
11.夢の旅路/私の夜の船
12.アメリカ万歳!
13.天使のためいき
14.似ている、私とあなた
15.二羽の鳥
16.そして、くちづけ

Vol.3
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1.ベビー・ポップ
2.彼を愛さなければいけないの
3.この曲よ
4.女の子になるのも楽じゃない
5.アニーとボンボン
6.一緒にいると
7.ボンソワール・ジョン・ジョン
8.羅針盤
9.シャンソン戦争
10.私の愛する人
11.エコー
12.ブーム・ブーム
13.あなたには権利はない
14.雪が降る
15.ああ!なんて家族
16.個人レッスン
17.私の犬を見つけた

Vol.4
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1.おしゃまな初恋
2.ティニー・ウィニー・ボッピー
3.青い瞳が恋してる
4.メイド・イン・フランス
5.かわいい娘
6.私の欲しい人/あなたが欲しい
7.インドのうた
8.気をつけて、ガルガンチュア
9.けんかの前に
10.あなたに贈る歌/あなたに愛してもらうために
11.ネフェルティティ
12.ある男の女の子
13.恋のためいき/ポリシネル
14.ダディ・ダ・ダ
15.テンポの時代
16.ハロー、天国のムッシュー
17.オールドミス


1992年に本国フランスでこの4枚がバラ売りでリリースされたとき(日本では97年)の衝撃は、先日初観測された重力波のような驚きと喜びでした 005.gif
なんと全66曲のギャルづくし。
EPやLPなどの廃盤レコード(高価!)ではなく、安価に入手ができ尚且つこれほどまとまったものはフランスでも初めてでした。
日本でそれまでリリースされていた2枚のベスト盤には未収録の初耳の楽曲がわんさとてんこ盛り、聴いても聴いても3時間以上も続くギャルの声。
まさに宇宙のインフレーション現象のようなことがギャルマニアに起こった重要な年でした。

本国ではメイユール・コレクシオンというタイトル(メイユールとはベストという意味のフランス語)はついていませんし、ギャルの写真がジャケットになっています。
これが5年後に日本でリリースされたときは、ジャケット写真なしのディスクむき出しの大胆さに面食らいましたが、Philips時代のギャルの足跡をたどる11ページものライナーノーツ(原文はマルティン・ボルドゥヌーヴという解説者)と全66曲の歌詞の日本語訳がついていました。これがもの凄く有り難かったです!まさに 049.gif

ただし、どういうわけか楽曲によっては音質が古い、悪い、ひどい。たとえば「けんかの前」がその最たるもので、これが痛いところ。
さらに、Philipsのギャルの音源についてはこれで打ち止め、すわ以降の音源(たとえばドイツ時代のDeccaや復活後のAtlanticとか)と思いきや、じつは未収録のPhilips時代の楽曲がまだあることが判明したのでした 002.gif
その最終決着は2001年までお預けということになります。


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by gall_gall | 2016-02-14 13:52 | ギャル考 | Trackback | Comments(0)