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by gall gall
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水色のワンピース姿の少女たちが、空に昇っていかんばかりのまさに「雲梯」で競争し合っている。
そんなサントリーの烏龍茶の2011年のCMです。
私の嫌いな「夢見るシャンソン人形」が使われています。
烏龍茶+雲梯+少女=シャンソン人形とはなんのこっちゃ?と思いましたが、忽那汐里や少女たちの思いつめたような表情と危険なほど高いところにある雲梯をしっかりと掴んで前に進む姿、この緊迫感を演出した画面にこの楽曲はマッチしているんですよね。
試しに音声を消して、あえて「シャルルマーニュ大王」「すてきな王子様」「アニーとボンボン」を当ててみたところ、笑ってしまいました。

さて、サントリーの「烏龍茶」シリーズといえば、1990年代の中国を舞台に中国人を起用したCMで格別の魅力を放っていましたね。日本の歌を中国語でカバーしたものがCMソングで使われていて、これもまたナイスでしたね。
私は1989年〜90年当時の中国に暮らしていたので、人民服と人民帽と布靴に身を包み、茶杯から龍井茶をすすり生ヒマワリの種をかじり、自転車かトロリーバスで通勤する中国人の姿がいまも鮮明に焼きついています。
なにかトラブルが起きたときに、融通と愛想が皆無の社会主義制度と「そのうちなんとかなるさ」という悠久の時空間感覚とのはざまで、「だから中国!」と呆れたり、「さすが中国!」と感心したりしてましたね。



# by gall_gall | 2019-08-24 10:19 | ギャルCMソング | Comments(3)

ギャルにとってピアノとは弾くだけのものではなく、乗り上がるものでもあります。つまり、より日常生活の一部となっているわけで、決してお行儀が悪いとかピアノを粗末にしているわけではないと思います。

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ギャル「ズンズンきて、いい感じなの」



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ギャル「この高さで脚をくむと、グッとくるでしょう」



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ギャル「あぐらとバラライカ、どっちが好き?」



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フランソワーズ・アルディ「あのさ、ちょっと目障りなんだけど」 
ギャル「もう、そんな、目覚まし(時計)だなんて笑」



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ギャル「ここで、ジャンジャンやっちゃおう!」



# by gall_gall | 2019-08-13 22:44 | ギャル写 | Comments(2)



90年代にグラビア・アイドルとして一世を風靡した細川ふみえによるカバーです。
これは「ゲンズブール・トリビュート ’95」という企画もので、小山田圭吾や小西康陽などがお気に入りの歌手とコラボして、ゲンズブールの楽曲をカバープロデュースするというものです。
細川ふみえはサエキけんぞうがプロデュースを担当していますが、これってすごく歌いにくい仕上がりになっています。
でも、ボーカルメロディがオリジナルとほぼ同じなんで、さきにノーマルなオケを使って細川ふみえの歌録りをちゃちゃっとすませ、その後でサエキけんぞうがあらためてこのさわがしいノイズ系のオケを作っていったんでしょうね。まあ普通そうしますね。
あまり感心しないアレンジです。

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# by gall_gall | 2019-08-12 22:11 | ギャルカバー | Comments(0)

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いきなりですが、どうにも苦手なタイプの容貌です。ぜんぜんそそらないんですねー。
ブリジット・バルドー(BB)がフランス女優きってのセクシー女優と言われても、ちょい上の世代のフランソワーズ・アルヌールの足元にも及ばず、同世代のイタリア女優クラウディオ・カルディナーレ(CC)の方がよほどそそられるし、ちなみに日本では加賀まりこが和製BBと呼ばれていたらしいけど、なるほど加賀まりこにもそそられないのはそのせいかも。
とまあ、悪口から入ってしまってごめんなさいの「ブリジット・バルドー」の始まりです。

ウィキペディアでは、1934年、パリ15区出身とのこと。面白かったのは「妹のマリー・ジャンヌはとても成績がよい一方、ブリジットは成績が悪くよく怒られ、両親は妹贔屓であると感じていた。どうして私は生まれてきたのだろうとよく悩んだようだ。ブリジットは右目が弱視であった」というくだり。こういう話は好きだ。
詳しいエピソードが続く。「ブリジットの両親は映画監督ロジェ・ヴァディムとの交際に反対し、ブリジットはイギリスで勉強する事になる。その夜、家族でショーを見に行く予定だったがブリジットだけは頭痛を理由に行かず、キッチンのガスを開いて自殺しようとした。家族はブリジットが意識不明になっているのを発見。意識が戻ったブリジットはイギリスに行く事を断念するよう父に懇願する。父親は18歳まで結婚しない事を条件にイギリス行きを撤回した」。そのまんま彼女の映画みたいだ。

「1952年、ロジェ・ヴァディムと18歳になったブリジットは結婚する。52年「素晴らしき遺産」で女優デビュー。56年、ヴァディムの監督作品『素直な悪女』で、男達を翻弄する小悪魔を演じ、セックス・シンボルとして有名になる。『素直な悪女』の撮影中、共演者のジャン=ルイ・トランティニャンと恋に落ち、57年にヴァディム監督と離婚。このジャン=ルイとのスキャンダルで「自堕落な女」「自由気まま」と形容されるようになった」。
ちなみにこの離婚の頃から、バルドーの髪色は地毛のブルネットからブロンドへと変わります。映画プロデューサーのラウール・レビが、マリリン・モンローがブロンドで成功した例にならって彼女の髪をブロンドに染めさせたのですが、バルドーはモンローのファンだったそうです。下は地毛の頃のポートレートですが、言われないと気がつかないぐらい別人ですね。でも、こっちの方が好みです。

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なかなか歌の話題が出てきませんでしたが、いよいよです。
62年に映画「私生活」の挿入歌「Sidonie」がヒットします。早速聴いてみましょう。




いいですねー。ジャンヌ・モローの「つむじ風」を思わせる佳曲です。
次に63年の「L'Appareil à sous (邦題『ため息の装置』)です。




バルドーのツイスト、なんか笑っちゃいますね。ギャルのタコ踊りといい勝負かも。
次も同じ63年の「L’Invitango(邦題『タンゴで踊りましょう』)です。




タンゴはぜんぜん踊らず、ジェーン・フォンダを先取りしたような雰囲気ですね。
そして、いよいよバルドーの最高傑作の2曲が続きます。
まずは63年の「La Madrague 放題『ふたりの夏にさようなら』)、ラ・マドラグというのはバルドーの所有だった別荘の名前です。




グロッケンシュピールが鳴ってると名曲率が高くなるというのが私の持論なのですが、まさにその好例です。
ただし、動画はいただけません。なんでこういう演出なのか、バルドーがリーガン(映画「エクソシスト」の少女役)に見えてなりません。気を取り直して、64年の「Une histoire de plage(邦題『浜辺の物語』)です。




メロディ、ボーカル、伴奏の素晴らしい三位一体、とりわけBメロの「A♭ーB♭ーE♭ーGmーFmーB♭ーE♭ーG」のコード進行は息をのむほどお見事。ここでもグロッケンシュピールが微かに鳴っています。作曲はGérard BourgeoisとΓιάννης Σπανόςの手によるものです。2分にも満たないという短さも、波打ち際でおいてきぼりを食らったようなあと味があって良いですねー。

とまあ、「BB」ことブリジット・バルドーの容貌は苦手でも、歌っている楽曲はかなり好きなんですよね。
さて、バルドーがギャルのライバルとして存在感を増すのは、この後からなのでして、それは次回へと持ち越しです。

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# by gall_gall | 2019-08-05 00:01 | ギャルのライバル | Comments(0)

家族5 音楽セッション


ギャルの実家の家族は、パパのロベール、ママ、双子の兄(パトリスとフィリップ)の5人家族です。
全員が音楽に縁のある音楽一家です。
そこで、今回はギャルが実家の家族と音楽セッションをしている写真を集めてみました。


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フィリップ「もう飽きたよ」 ギャル「まだ弾いてよ!」 ママ「ほらほら、喧嘩しないのよ」 パパ「そろそろ昼飯にするか」


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パトリス「あわせるから、弾いてみ」 ギャル「口の端にチラッと舌が出てても、癖だからね」



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ギャル「この歌詞、ガチウケる~」 パトリス「EM7ってこうだったな」


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パパ「どう?渋いだろう」 ギャル「わぉ、マストロヤンニみたい」 フィリップ「まじめにやれよ」


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ギャル「ほらもっと笑って、宣材写真なんだから」 フィリップ「これ以上、無理」


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フィリップ「弓、忘れてきたんで、これでいいかな?」 ギャル「バリャしないって、プップワ〜」


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ギャル「私たち兄妹、ほんと仲が良いんです!」 パトリス「生意気な妹ですが、よろしく」 フィリップ「ま、そういうことで」


# by gall_gall | 2019-08-02 10:32 | ギャルの家族 | Comments(2)

カバー 219 「Evidemment」




人気カバー曲「Evidemment」です。
この動画が必見なのは、sifflée、つまり口笛によるカバーなのです。
うp主のLa Merletteのコメントに「口笛を吹くことが昔から好きで、たとえばMicheline Dax(フランスの女優・歌手)に私は憧れてるんだけど、彼女が私たちの心に永遠に刻みこまれてるみたいにね。口笛を吹くことは人生を違う視点で見ることなの。それって人生の様々なことに色をつけることだし、希望を持つことだし、希望を持ち続けることなの、いつだってね」。
こうなると、もう哲学ですね、ただの口笛だと侮ってはいけません。
と、感心して聴いているその最後でいきなり「Pas comme avant(以前みたいじゃなく)」と歌い出すではありませんか!
なんでそこだけ!?笑

# by gall_gall | 2019-07-28 10:46 | ギャルカバー | Comments(0)

カバー 218 「L'écho」




おそらく「L’écho」の初出のカバーです。
A-B-A-B-A-Bを繰り返す単純な楽曲で、Aパートのメロディは凡庸ながら、Bパートのコードチェンジで一瞬「ほう!」となるやつです。
OLGA BOSTさんはリヨン在住のミュージシャンで、まずもってギャルの原曲のイメージをこれほどまでに一変させていることに驚きです。
このセンスは素晴らしい!もはやオリジナルと言っていいほどのアレンジ力です!
ライブバージョンもあるので聴いてみましょう。
ボーカル&キーボードとドラムだけですが、アングラなドリーミー感があってかっこいいですね!




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# by gall_gall | 2019-07-19 12:40 | ギャルカバー | Comments(0)

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この男性二人、「フランスギャル」というコンビ名のお笑い芸人です。
ということで、シリーズ初の名前似です。
向かって右側のあんびさんのツイートに「マセキユースとしてマセキ芸能社に所属になったんさ!5月8日が一発目の事務所ライブなんさ!フランスギャルは偉人から取ったんさ、5月5日(子供の日)は誕生日なんさ♪」というものがありました。
コンビ名は偉人から取ったという発言は驚きです。ギャルは偉人扱いなんですねー。天国のギャルもよもや自分の芸名が日本のお笑い芸人のコンビ名につけられるとは、、、、と感慨無量でしょうね。

お笑いライブの動画をアップしておきます。まだ駆け出しみたいなのでこれからが楽しみです。
フランスギャルという名前をあちこちで広めて欲しいですねー。




# by gall_gall | 2019-07-13 08:58 | ギャル似 | Comments(2)

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1965年10月、「夢見るシャンソン人形(日本語盤)」のレコーディング風景です。
ギャルの隣にいる女性はエールフランスの日本人客室乗務員(CA)で、日本語歌詞の手ほどきとチェックをするために呼ばれたのだそうです。
それにしても、なぜ和服を着ているのか?おそらくスナップ写真用にと事前にリクエストされていたのでしょうね。
山本富士子似の美しい和風横顔がギャルとの良い対比になっています。

では、この時に録音された「夢見るシャンソン人形(日本語盤)」を聴いてみましょう。




初めて口にする東洋の外国語であるため、ギャルの声はやはり硬いですね。日本語で歌っているので、よりわかりやすいですが、こういう声質の日本人アイドルはまずいません。太い・強い・エグいの三拍子です。
「ワ~タ~シ~ハ~ユ~メ~ミ~ル、しやんそんにんぎよ~♫」、この「にんぎよ~♫」のままOKにしたのは正解でしたね(笑)

# by gall_gall | 2019-07-02 20:28 | ギャル写 | Comments(0)

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ギャル以外全員あっち側というレアケース

# by gall_gall | 2019-06-29 23:56 | ギャル写 | Comments(2)



大傑作でありながら、ほとんどカバーされない「ケンカの前に」ですが、その日本語カバーがついに登場!
しかもアコギ一本による弾き語りカバー、大胆ですねー!
歌詞はリズムとメロディーに合うようにこなれた日本語で意訳されていて、「アイツもなかなかなかいい男」なんて遊び心がニヤリとさせてくれます。
それにしても、先ほどの「アイツもなかなかなかいい男」もそうですが、男の声で「アーアッアッアー」(ギャルは「アーアンアンアーン」)、「わたし」ではなく「あたし」なんて歌われたりすると、なんか別のシチュエーションを想像せずにはいられません。
カバー主さんの艶のある声でますますますです。

# by gall_gall | 2019-06-16 08:51 | ギャルカバー | Comments(0)

ギャルジャケ 6


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1969年にベルギーでリリースされた7インチシングル盤です。
A面が「La Torpedo Bleue」、B面が「Baci, Baci, Baci」です。
麻布のテクスチャの上に写真と文字を貼り付けただけのやっつけ仕事みたいなジャケットですが、写真のギャルがMGBでもぶっ飛ばしてそうな雰囲気でかっこいいい!
名前とタイトルもごくシンプル、裏ジャケもレーベルのロゴマークのみ。
まるでThe Whoの「Live at Leeds」みたいなロック感がありますねー。


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# by gall_gall | 2019-06-11 20:53 | ギャルジャケ | Comments(0)



このDaniel Vinckeさん、声がいいし、歌もすごく上手いです!
ビンテージ物のエレキベース1本だけの伴奏というのもカッコいいです!
気になったので、他の動画もチェックするとすごく良いのがありました。
Danielさん家族によるオリジナル楽曲(傑作!)です。
まずは聴いてみて下さい





ねっ、アットホームな感じが微笑ましいし、グロッケンシュピールとチェロとウクレレという楽器構成もオシャレだし、息子のdem君の子供の声を存分に生かしたボーカルのなんてキュートなこと!
パートナー女性のひし形になった脚の開きもいい感じでゆるさを添えてますねー笑


# by gall_gall | 2019-06-02 21:46 | ギャルカバー | Comments(2)



カラオケをバックに自撮りしたカバーです。
歌は悪くはありません、声も生声なので地味ですが素朴です。
目を惹いたのは、画角のサイズです。こういうのは初めて見ました。
次に、フランス語の発音って口の開き方と舌の動かし方が、日本語を話す自分たちとは違うのがよくわかります(当たり前ですが)。
最後に、この女子なんか変だなと思って、じっと見ていて気づいたのが、顔の下顎の輪郭と首のところに深く影ができているために、つながってないように見えて、顔だけ浮き上がっているように見えるところです。
でも、可愛いから十分見れますけどね(笑)

# by gall_gall | 2019-05-24 17:37 | ギャルカバー | Comments(2)

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エマ・ストーン、「La La Land」を観て、初めて名前と顔を一致させて覚えました。
妙に険のある幸薄そうな顔立ちの女優だなと思い、「La La Land」ではライアン・ゴズリングの方に目が行ってました。
ところが、このエマ・ストーンの写真を見たときは、びっくりしました。
「アメイジング・スパイダーマン」の女子大生役ですが、ちょうど67年の頃のギャルにそっくりです(下写真参照)
でも映画全編でこうなのかと言うとそれは違っていて、このスチル1枚きりの瞬間風速のような一瞬ギャル似です笑。
ちなみに、エマ・ストーンは地毛がブロンドですが、わざわざブラウンに染めているのだそうです。


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# by gall_gall | 2019-05-12 10:49 | ギャル似 | Comments(2)



カバー25で紹介したクリスティーナ・ケサダちゃんが再びギャルカバーです。
レアな選曲ですが、当然ナイスな選曲と言えます。
エレクトロ・ポップがさらに磨きがかかって、ちょっとビーチ・ハウスのような感じになっています。
ボーカルもギャルのウィスパーボイスをうまく再現していますね。

# by gall_gall | 2019-05-08 23:57 | ギャルカバー | Comments(2)

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ギャルのライバルシリーズにおいて、あえて出し惜しみしていた大物ライバル”フランソワーズ・アルディ”をいよいよとりあげます。
アルディの楽曲はいわゆるシャンソンといったものではありませんが、ポップスにしてはフランス語の響きが強く耳に残るものが多いという印象です。
それから、パリの下町や裏通りといった観光地化されていない生のパリの空気を強く感じさせてくれるのも魅力です。
こういうのはおそらくアルディがシンガーソングライター(自作自演)であるからかもしれません。音楽職人によってつくられたギャルやヴァルタンなどのアイドル達とは大きく一線を画すところだと思います。

楽曲のメロディが持つ下町のパリジェンヌ的雰囲気は格別だし、内省的な訥々とした歌い方はパリ大学で哲学でもかじってそうな女学生みたいだし、長身長髪のモデル体型はモノクロのヌーヴェルヴァーグ映画に出てきそうな佇まいだし、もう等身大のパリジェンヌというものを他の誰よりも強く意識させてくれるのが、フランソワーズ・アルディなのです。

アルディは1944年生まれでパリ9区ドマル通り界隈の出身です。
貧困層の母と上流階級の父の間に私生児として生まれた彼女は、さまざまなトラウマや葛藤の中で少女時代を生きたようで、自伝によると、幼い頃は母親から「おまえは可愛くないのだから」と言われ続けて育ったそうです。あのどこか体温を感じさせないアンニュイな雰囲気とパリの街の喧騒に身を潜ませているような身のこなしは、そういう生い立ちから来ているのかもしれませんね。

アルディは成長と共に音楽への興味を持ち、1961年にバカロレア(中等教育レベル認証の国家資格)合格のお祝いとして、ギターを買ってもらうと、すぐにいくつかのコードを覚え、作曲を始め、パリの小さなクラブに顔を出すようになりました。


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その年、レコード会社「Vogue」のオーディションを受けますが、すぐに契約には至らず、レコード会社は歌のレッスンを受けることを勧めました。彼女は音楽学校「Petit conservatoire de la musique de Mireille」へ通い、秋に「Vogue」から契約のオファーを受けました。

そして、いよいよ1962年に「男の子女の子(Tous Les Garçons Et Les Filles)」でデビューします。
では、そのデビュー曲を聴きましょう。





ねえ、もろヌーヴェルヴァーグしてるでしょう笑。
このEPはその年のフランスだけで50万枚を超える売り上げを記録し、英語、ドイツ語、イタリア語バージョンでもレコーディングを行いました。

次は63年の「Une fille comme tant d’autres」はオルガンがカッコいいですよ。
同じ63年の「Le Sais Tu?」はギターで作曲をしている彼女らしさがにじみ出ている楽曲です。








次は65年の「La Maison ou j'ai grandi」です。あきらかにスウィンギング・ロンドンをイメージした演出なので、アルディもミニスカートです。





67年にアルディ自身のプロダクション会社「Asparagus」を設立します。この会社名はスリムな体形から彼女が「l’endive du twist:ツイストのエンダイブ(野菜の一種)」と呼ばれていたことにちなんでいるそうです。
ここからリリースされた楽曲を2曲紹介します。

後年のジェーン・バーキンを彷彿とさせる「Voilà」(アルディの自作曲の中でこれが一番好きです)、日本でもヒットした67年の「もう森へなんか行かない」です。なんかすごく思わせぶりな邦題ですが、原題の直訳は「私の青春は行ってしまう」というもので、歌詞の一部に「もう私たちは森へ行かない すみれを探しになんか 今日は雨が降っているから 私たちの足音は聞こえない」とあります。








さらに翌68年の大ヒット曲「さよならを教えて」ですが、あまり好きな楽曲ではありません。これは元々マーガレット・ホワイティングが“It hurts to say goodbye”としてパフォーマンスしたもので、あのセルジュ・ゲンスブールが新しくフランス語の歌詞を書いたものですが、それにしてはやけにゲンズブール節が全開していますね笑。





というわけで、世界的に見ても女性シンガーソングライターの先駆けであり、60年代の生粋のパリジェンヌの象徴とまでなったフランソワーズ・アルディでした。


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# by gall_gall | 2019-05-04 00:36 | ギャルのライバル | Comments(0)

カバー 213「Amor Tambien」




こういう渋いカバーはほんと嬉しいですね。
「Amor Tambien」は80年代のギャルの佳曲で、レゲエ感のあるレイドバックな曲調です。
カバーもそのままの雰囲気を残して、いい感じです。
このMADEMOISELLE CHANGは、ギャルのトリビュートバンドとのこと。素晴らしい!!
その多くがライブでのカバーなので、ベースの音が重くて新味があります。
この「新しい愛のはじまり」もいいですよー。





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# by gall_gall | 2019-05-01 19:05 | ギャルカバー | Comments(0)

カバー 212「愛の告白」




ヒューマンビートボックスによるギャルのカバーは私が知るところ、これが初出です。
数多あるカバー人気曲「愛の告白」の中でも、いや、これまでの200曲以上のカバー曲の中でも、これほどにオリジナリティのあるカバー曲はそう滅多にありません。
フランスのトゥーレーヌ出身のアーティスト、Sauvageです。
ラップではなく、ワンコードだけでこういうメロディアスな楽曲を演ることがすごいし、歌いながらの合間にヒューマンビートを重ねていく姿は実に手馴れていて、しかも楽しそうーに演っている!
大絶賛です!!

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# by gall_gall | 2019-04-20 14:59 | ギャルカバー | Comments(2)



園まり・伊東ゆかりらとスパーク3人娘を結成していた中尾ミエによるカバーです。
アメリカンポップスのカバーを得意としていたようですが、フレンチもいけたのですね。
カバー199で紹介した波多まゆみと同じ歌詞ですが、テンポが歌謡曲調となり遅くなっています。
それにしてもやはり中尾ミエらしい妙にハキハキとした歌い方ですねー。
中尾ミエといえば、「君も出世ができる」という東映のミュージカル映画のなかで歌った「いなかにおいで」は名曲ですよ。


# by gall_gall | 2019-04-14 00:15 | ギャルカバー | Comments(0)



傑作なのですが、なかなかカバーされない「Comment lui dire(邦題:新しい愛のはじまり)」です。
歌っているKathy GALLOISさんの声質!この素直な可愛らしさはレアですね。
一瞬、途中で何か言葉を発するのですが、それは普通の地声だったので「ああ歌声は裏声なんだ」とわかりました。
もちろん裏声であろうと、歌唱力も安定しているので、素人にしては十分だと思います。
他にどんな楽曲を歌われてあるのかと見てみたら、ジャンヌ・モローの「J'ai la mémoire qui flanche」がありました。
驚きです。これはプロのレベルでしょう。素晴らしい!





# by gall_gall | 2019-04-07 11:53 | ギャルカバー | Comments(0)



これまでの「モノポリス」のカバーの中でもっとも素晴らしいものです。
なんと言っても声質がいいです。
ギャルよりも繊細で儚げでずっと聴いていたいと思わせる歌声です。
歌手なのかと思いきや、Célia Millatさんはパリ在住の女優です。

Strange Cookie というテレビドラマに出演されているようです。

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# by gall_gall | 2019-04-05 23:45 | ギャルカバー | Comments(0)

カバー 208「雨」




前回のつながりで「La pioggia」の本田美奈子によるカバーです。
中学生のような華奢な身体のわりにはスケールの大きい歌唱力の持ち主です。
カバーとしては、上手いけどこぢんまりとして、面白みに欠けます。
まあ、好みというのは歌になにを求めるかによって分かれるのでしょうが。
ちなみに宮川泰は、テンポはギャルのバージョン、間奏はジリオラのバージョンという折衷カバーで演っています。



# by gall_gall | 2019-04-03 09:24 | ギャルカバー | Comments(2)

再うp 5 La Pioggia


サンレモ音楽祭(69年)での"La Pioggia”のもう一つのライブバージョン、長らく削除されていましたが、再うpです。
しかも映像・音質ともに良しです。
グラムロックのような銀ラメミニワンピースのギャル、緊張のためなのか演奏直前の落ち着かない様子がリアルです。



# by gall_gall | 2019-03-29 08:56 | 再うp | Comments(2)


YÉ-YÉはイギリスのミュージシャンですが、そのバンド名どおり隣国のポップスの方が好きなんでしょうね。
オリジナルに忠実なアレンジで新味はとくにありませんが、演奏も歌も素晴らしいし、映像も洒落ています。

# by gall_gall | 2019-03-21 09:07 | ギャルカバー | Comments(2)

カバー 206「Résiste」



Booboo'zzz All Starsはボルドーのレゲエバンドで、Taïroはパリのレゲエシンガーです。
フレンチレゲエによる「Résiste」です。
ギャルのロックサウンドのオリジナルより良いです!
なんとも気持ちの良いレゲエグルーブ、力の抜け具合がうまいボーカル。

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# by gall_gall | 2019-03-16 09:51 | ギャルカバー | Comments(0)

ギャル考20で、不遇時代にリリースされたシングル&EPをレーベルごとにまとめてみるシリーズをスタートしました。忘れてませんよ(笑)13ヶ月ぶりにその第2弾です。
今回はDisques Vogue(69〜70年)です。


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Disques Vogueは単にVogue(ヴォーグ)とも呼ばれ、1937年に設立された前進のSwing(スイング)以来、アメリカのブルーノートと並ぶヨーロッパの名門ジャズレーベルであり、フランス・ジャズを代表するレーベルとして有名です。とは言えジャズばかりではなく、ペトゥラ・クラーク 、フランソワーズ・アルディ、アバなどのポップスも扱っているので、ギャルがこのレーベルからリリースするのは不思議ではなく、合計5枚のシングル&EPがあります。


1969「L'orage」



1969「Les gens bien élevés」



1969「La Torpedo Bleue」



1969「Homme Tout Petit」



1970「Le Soleil Au Coeur」



「L'orage」以外の4曲はLa Compagnieレーベルと重複しています。





# by gall_gall | 2019-03-11 09:00 | ギャル考 | Comments(2)

おしゃまな初恋




先月に「おしゃまな初恋」のプロモを紹介したのですが、またも見つけました。
これで7本目ですが、作りは先月のプロモとよく似ています。
今回のロケーションは花屋です。またも「べべ・ルカン(赤ちゃん鮫)」という曲名とはなにも関係がないです。
アンリ・ルソーの描く熱帯植物みたいな構図にギャルがいて、そこから出てくるとあとは花瓶に花を挿すばかり、おしまいにちょろっとお得意のギャル踊りをやってエンド。作りのなおざり感がすごいですねー。
花屋の半径2メートル内で「ちょっとちょっくらちょいと歌ってみました」といった具合で、前回のプロモの方がまだ楽しめましたねー。


# by gall_gall | 2019-02-27 15:57 | アイドル時代 | Comments(2)


チャラン・ポ・ランタンは『歌とアコーディオンの姉妹ユニット』として、大道芸を下地とした路上ライブなど幅広い音楽活動を行い、海外では「オルタナティブ・シャンソン」とも評されるそうです。
カバー曲としてはとくに新味はありません。
アコーディオン=フレンチ=シャンソン人形って連想はわかるのですが、そこをそう安易に行かずに巧みなアコーディオンを活かして「24/36」「フランケンシュタイン」などをカバーすれば、センスいいね!となるのですがねー。
彼女らの「フランスかぶれ」はタイトル的に気になる楽曲です。





# by gall_gall | 2019-02-17 10:04 | ギャルカバー | Comments(0)


スイスで活動中の6人組の現代版インクレディブル・ボンゴバンド"The Lovejoys"です。
とにかく、私好みのアレンジです。
ワウギターと女性コーラスが実にグルービー!カッコ良くて可愛い!
影響を受けたバンドとして挙げているのが、Ennio Morricone, James Brown, Led Zeppelin, Sly Stoneなど。
よーくわかります!


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# by gall_gall | 2019-02-05 09:58 | ギャルカバー | Comments(0)