"Laisse tomber les filles" 1964 ☆☆☆



このズンドコ節の別PVがあったとは驚きです。
時代はヌーベルヴァーグの全盛期で、その影響でしょうか、ワンシーンワンカットで撮っています。

ギャルは受話器を手にずっと同じことを繰り返し言っています。
「娘たちがつまずいてもかまわないで、いつか放っておかれるのはお前なのだから。娘たちがつまずいてもかまわないで、いつか泣くことになるのはお前なのだから」
怖いですね。かかってきて欲しくない電話です。

それからベッドにやってきて、さらにこう繰り返します。
「それでやっとお前は思い出す。私が今ここでお前に言っていることを」
神か悪魔が宣いそうなことを、ギャルが薄笑いを浮かべて言うことでもないでしょうに。

それにしても「お前」とは一体誰のことなんでしょうか。
いつものようにゲンズブールの思わせぶりですね。



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12月6日、フランスの国民的スター歌手ジョニー・アリディが肺癌で亡くなりました。74歳でした。

1960年17歳でデビュー、激しい歌い方と派手なライブステージ、野生動物を思わせる風貌と拗ねたような上目遣い、つまり、エルヴィス・プレスリーとジェームス・ディーンを足して二で割ったようなキャラで、終生圧倒的な人気を持ち続けました。

アリディが稀代のエンターテイナーだったモーリス・シュバリエからアドバイスされた一言。
「ステージに上がる時と下りる時に最も注意を払いたまえ。ステージでは好きしたまえ」
グッとくる言葉です。アリディはそれを生涯守ったそうです。

ただ、フランス国内では絶大なるカリスマだったのに対して、国外での活躍・評価はほとんどなく、日本でもシルヴィ・ヴァルタンの前夫で知られているぐらいでしょうか(80年に離婚)。

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同世代のギャルとはそう深いつきあいはないようですが、85年のアリディのヒット曲「Quelque chose de Tennesse」はベルジェの手によるもので、ベルジェ没後にギャルとアリディがライブでデュエットする姿は感動的です。R.I.P. Johnny....



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"Ne Sois Pas Si Bête" 1963 ☆☆☆☆☆



「恋のお返し」の二本目のPVです。
前回のPVが忙しない編集だったのに比べ、これはアップとミドルだけのシンプルな構成です。
16歳のギャルのなんて可愛らしいこと!
20歳頃になって妙に人造ロリータ然となったのとは対照的に、本物の若さはやはり健康美なんですね。
太いブラスのフレーズがのっけから響くと、「イー!」ってギャルのボーカルも負けじとおきゃんに続くのは、ファルセットパートとのコントラストを狙って。
開放気味のスネアのリズムにウキウキし、エンディングにむかいながらギャルの天衣無縫の歌いっぷりが炸裂するアップの表情にはドキドキしますね。
なんとなく国際報道の増井渚キャスターに似ているような。

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ギャルとミッシェル・ベルジェは1976年に結婚します。
今回はギャルと出会う以前のベルジェの楽曲を紹介します。
ピアニストの母から音楽の手ほどきを受けたベルジェは、レイ・チャールズに触れたことがきっかけで音楽の道を進むことを決意したそうです。

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16才の時にパテ・マルコニ主催のオーディションがきっかけでデビューを果たします。
では、デビュー曲の「Tu n’y crois pas」です。リリースは63年、ベルジェ16歳の時です。
実はギャルとベルジェは同じ47年生まれで、デビューも同じ63年なのです。



やはり声は幼いですね。瞼が半分閉じた眠たそうな楽曲です。
次は64年の「Partout」です。ジュークボックスから流れてそうな軽快なポップスです。
なんだか田原俊彦が歌っていそうな感じで、ベルジェってアイドル路線だったんですね。



さらに、65年の「Jim S’est Pendu」です。ゾンビーズやアニマルズの影響なのか、ブルージィーなオルガンがフューチャーされて大人っぽくなっていますが、正直なところ、声質や歌唱がパッとせず、歌手には向いてないと思います。



そして、ベルジェ自身もコマーシャルな音楽を歌わされることに嫌気がさしたらしく、 67年からはステージを降り作曲活動に専念します。
そして、71年にリリースしたのが、この「Puzzle」です。



お母さんのテコ入れが相当にあったのか、血の滲むような修練があったのか、いずれにしろ、成長というよりはもう別人です。もう歌っていませんし、キース・ジャレットのソロアルバム「Facing You」みたいです、または小沢健二の「毎日の環境学」みたいな変化です(笑)
でも、個人的にはすごくお気に入りです。


そして、ベルジェの音楽はさらに変化を続けますが、それは次回へ繰り越します。

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"Baci, Baci, Baci" 1969 ☆☆☆☆



この楽曲のライブ動画は初出です。
とはいえ、隅に控えている楽団がじっと見ているだけからわかるように、残念ながら口パクです。
おそらくイタリアの公開TVショーに出演した時のものでしょう。
後ろに居並ぶ鼓笛隊衣装のガールズが踊って花を添えることもなく、直立したままというのがもったいないです。
“Baci”とはイタリア語で”キス”のことで、メールや手紙の結語に”Baci a te"で"君にキスを"って書くあれですね。


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Méli Méloというデュオが、ギャルの7曲をメドレーでカバーしています。
演奏も歌も本当に素晴らしい。
キーボードのMarc Lliboutryさんはフランス在住のミュージシャンです。
女性ボーカルのCeline Martinezさんは、ギャルのような天真爛漫な声で伸び伸びと歌っています。歌っている姿がとても健康的で魅力的な方です。
ギャルとベルジェへのトリビュートショーということです、ぜひ第2弾もやって欲しいです。

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ニース在住の24歳のAngélique Millo Vigeantさんのカバーです。
ちょっと癖のある歌い方ですが、声質も歌唱力もいい感じです。
小窓の中から淡々と歌い続けるのも可愛いです。
彼女はびっくりするぐらい数多くのカバー動画をアップしていますが、いわゆるYouTuberです。
そのペースは週に2本とのこと。
ルックスも魅力的ですね。

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「アニーとボンボン」のPVに挿入された写真ですね。
ジャンプ力は全然ないのですが、表情がすごい!
ジャンプしている人のはしゃぎ顔と言うよりは、落ちて来た人の恐怖顔にも見えます。
楳図かずおの「おろち」みたいな。

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この楽曲のカバーは初出かもです。
ベルジェがギャルに提供した最初のシングル曲で、ベルジェらしさに溢れる傑作ですよね。
これを選曲するセンスはナイスです。
Kathy Galloisさんは声がすごく可愛いくて耳に残ります。
自然体で軽く歌っているところも好感です。


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またも「Evidemment」のカバーです。
文化祭っぽいステージにはバンドの楽器がありますが、歌っているのはカラオケです。
前座か幕間での歌唱でしょうか。
声の出があまり良くないのですが、最後までちゃんと歌い続け、顔立ちの雰囲気も曲調にあっています。最後は登場時よりも大きな拍手が贈られて良かったですね。


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桜井浩子さんは『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役で知られている女優です。
もともと大きな目のエキゾチックな顔立ちをされていて、子供心にもガイジンみたいだなあと思ってました。そういえば、声もおきゃんな感じで印象的でしたね。
この写真の表情はなんとなくギャルっぽいと思いますが、いかがでしょう。


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ライバル8で紹介したキャティ・リーンの続編です。
てゆうか、彼女のナイスな動画が新しくアップされているのをほっとけないでしょう。

ちょっと、おさらいをしておきます。
キャティ・リーンは1947年5月13日、パリ郊外のシュシー生まれです。
ギャルとは同年齢ですね。
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写真のとおり、かなりの可愛い子ちゃんで、パティ・ボイドに似ています。
65年にレコードデビュー、69年からはイタリアに活動拠点を移しますが、イメージを可愛い子ちゃんからセクシーギャルへとチェンジさせます。



出だしのダンスは山本リンダか!



なにか穿くのを忘れている人みたいですね。



露出を控えて、おとなしく歌う姿もやはりナイスです。

キャティ・リーンの場合、楽曲をじっくり鑑賞したいものですが、ビジュアルに邪魔されて、なかなかそうもいきません(笑)


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教会でのコンサートのようです。
この楽曲の静謐な美しさにふさわしいですね。
キーボードのヴァイブのような音色、二挺のバイオリンによる伴奏なども素晴らしいです。
惜しむらくは、ボーカルです。
緊張していたのかな、泣き声のように悲しげに歌わなくてもいいのに。


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自宅をカラオケルームに改造したような感じですね。
Peter Brantさんはそこでの自撮りカラオケ動画を数多くアップしています。
きまって動画の最後に日本語で「Arigato!」と締めくくるのがおもしろいです。
歌っているTiaさんは彼の娘さんでしょうか?
何本もアップされていますが、同じ服装で、腰に手を置いて無愛想に突っ立っていて、楽曲のタイトルを言い放ち、態度もぞんざいです。これって身内じゃないとできませんよね。
彼女の歌はまさに素人です。
この楽曲をカラオケで歌っているところには好感です。


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"Allo Monsieur là haut" 1968 ☆☆



楽曲の出来はまあまあですが、この楽曲の動画はこれが初出なので、激レアです。
セットがすごい。シングルカット曲でもないのに、こんなに大きな地球(北半球だけでしょうが)を作っているんだから。やはりギャルはパリあたりに座っています。
天国に電話をかけてムッシューにつないでもらいたいのですが、ムッシューとは神のことです。
会議中だったり、地獄に間違ってつながったりと、なかなかムッシューと話すことができません。

”もしもし天国のムッシュー、こちらは地上のフランス・ギャルです......誰かが言う、彼は会議中です。シャルルマーニュ大王とヒットラーと.....もしもし天国のムッシュー、あなたは大きい方ですか?ハンサムですか?.....”

「フランス・ギャルです」ときちんと名乗っているのが可愛いし、ギャルらしい空想的な歌詞ですが、神がヒットラーと会議中とはすごい発想ですよね。

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"La fille d'un garçon" 1968 ☆☆☆☆




お掃除ギャルの可愛らしさはなにごと!と言う声が多いこの動画、
以前は途中でカットされていたものがついにフルバージョンでアップされました。
個人的にはこのゴスロリメイド服はちょっと引いてしまいますが、、、
冒頭での二人の男の子の演出が可愛らしいです。

楽曲としては好きなタイプです。ひと夏のゆきずりの恋を思い出しながら、つい感情が高ぶってしまうところがいいですね。

「ミニゴルフ、パラソル、ポニークラブ、そしてバレーボール。あれがあなたとのヴァカンス。でもそれは遠い昔のこと、すべて素敵だった、素敵、素敵、素敵だった.....家にいる10月、私は誰にも何も言わないけれど、ある男の子の恋人だったの。手紙もくれなかったけれど」

ま、ありがちな夏の日の恋です。季節が変われば気持ちも変わる。むしろ女子の方が変わりやすいのでは。
それにしても、ギャルの歌に出てくる男って、たいてい薄情な浮気者が多い。
でも、そんな奴に心惹かれる女子に可愛い子が多いのもまた事実ですね。

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「愛の告白」のオリジナル・カラオケですね。
しかも手の込んだオシャレな背景なので、歌っていて嬉しいです。
途中の「語り」も出だしでカウントダウンの表示があるので、語り出しやすいですね(笑)



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ギャルと銃

どういうわけか、ギャルには銃を持つ写真があり、現時点で7枚を確認しています。
アイドルに銃を持たせてポーズを決めさせたのはいかなる理由なのでしょうか。
当時はそういうのが流行っていたんでしょうかねー、でもアイドルに銃とは物騒というか不似合いというか、逆にそのギャップを面白がったのでしょうか。
アメリカならNRA(全米ライフル協会)が広告塔としてギャルと契約を結びそうです。


片手ライフルなんてどう?
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                   おい、手を上げなよ
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                   笑ってるけど、本気よ
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じゃあ、私はアレね
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                     撃つ気満々
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で、仕留めたのがコレ
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                 サイコパスですが、なにか?
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ギャルのデビューシングル(63年リリース)のジャケットです。
ギャルといえばブロンドのボブカットがアイコンとなっていますが、もともとギャルの地毛はブラウンです。
白人にとって茶髪から金髪に染めるというのはどんな意味合いがあるのでしょうか。日本人が黒髪から茶髪にする、軽やかで華やいだ感じにするというオシャレ感覚と同じなのでしょうか。
金髪にしてスターになったアメリカ女性は多いですね、マリリン・モンロー、グレース・ケリー、デボラ・ハリー、マドンナ、キャメロン・ディアス、シャロン・ストーンなど。
これがフランス女性だと、ギャルもそうですが、ブリジット・バルドー、シルヴィ・バルタンらも地毛は金髪ではありません。
てことは、スターになりたきゃ金髪にしなきゃということですね。

さて、ギャルがブラウンの地毛で写ったジャケットはこの1枚きりです。
この時のギャルは下の裏ジャケに表記されているように16歳です。真面目でしっかりものの女子高生といった雰囲気ですね。
クラスメイトからは頼りにされてそうですが、まずもって美少女やアイドルとは絶対に呼べないオーラのなさですね。
それもこれもべたな暗色の地毛のせいだと思います。これが金髪になったセカンドシングル以降からは見違えるような華やかさが出てきて、顔つきも男子の気をそそりまくるコケティッシュさに溢れかえるのだからすごい変化です。
ギャルがずっと地毛のまま頑張っていたら、はたしてフレンチアイドルのアイコンになりえたでしょうか。ギャル金髪化をアドバイスした人がいたのか、それともギャル本人によるアイデアだったのかは知る由もありません。

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1965年という時期を考えると貴重なテレビ映像です(NHKでしょうね)。
この楽曲の日本でのリリースが65年9月なので、すぐにカバーしているということは、それぐらいあっという間に人気に火がついて大ヒットしたからだと思います。
歌唱力とパンチ力には定評のある中尾ミエ、パワフルな「シャンソン人形」になっていますね。

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76年に制作され83年に日本で公開された映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は、ホモ男に惚れたバーキンがベリーショート+ぺったんこの胸でホモ男の関心を引きつけるものの、アナルセックスが辛くてヒーヒー悲鳴をあげる日々、とうとうホモ男はバーキンを見捨て他の男と去るという実に含蓄のある映画でした。



このタイトル曲は映画の中でアレンジを変えて何度も流れます。69年に先行リリースされたバーキンとゲンズブールのヴォーカルバージョンよりも、このインストの方がグッときます。ベースとギターのまさにこの時代らしい音色に泣けてきます。
そしてこのチークダンスのシーン、80秒もの間延々と踊りながらキスし合うだけですが、バックに流れるこの音楽の哀愁と官能性に見事にマッチしています。
ホモ男を素で演じたジョー・ダレッサンドロ、ゲンズブールはよくぞ彼をアメリカから連れてきましたね。ゲンズブールの関心はバーキンではなくダレッサンドロの方にあるように思えました。


そして、この映画のために書き下ろされた楽曲「Ballade De Johnny-Jane」を歌うバーキンの動画(77年)がコレです。ホンキートンクなピアノの音色にグッときます。



77年にゲンズブールが音楽を担当した映画「マダム・クロード」の中でバーキンが歌った「Yesterday, Yes A Day」です。日本では人気の楽曲で、戸川純や大貫妙子がカバーしていますね。



78年に「Ex Fan Des Sixties」をリリース、60年代の著名なロックミュージシャンの名前を並べたゲンズブールの楽曲で、フランスで大ヒットします。これは生歌なのでバーキンの歌唱力がわかります。



いきなり出だしから不安定な音程ですが、まあ、可愛いらしい声質と訛りのあるフランス語でもつれたように歌うことがバーキンの個性なのです。
個人的には、ゲンズブールがギャルやバルドーに提供した楽曲にはあまり感心しませんが、バーキンに提供した楽曲には傑作が多いと思います。バーキンの声量のないヘタウマヴォーカルに応じることで、耳あたりの良いガーリーな楽曲を量産することができたのかもしれません。


83年にリリースした「Fuir Le Bonheur De Peur Qu’il Ne Se Sauve」を最後に聴きましょう。
60代のバーキンの姿です、あんなに大きすぎる目だったのにこんなに小ちゃくなっちゃって・・・、でも『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』の頃のような飾らないラフな着こなしは健在です。





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ギャルとジェーン・バーキンはともにゲンズブールによってスターダムに駆け上がり、成功をおさめました。
ただ、その代償としてギャルはゲンズブールから性的な嫌味と皮肉でもってからかわれて人間不信となり、バーキンはセックス&DVの対象として消耗されました。ブリジッド・バルドーもまた不倫関係の泥沼に引きずり込まれました。ギャルのライバルというよりは被害者同士ですね。
この3人に共通するのは「ロリータ(ニンフェット)」です。ゲンズブールはこの種の女性に目がないようで、私見ですがユダヤ人男と日本人男にはロリコンが多いような気がします。

さて、ジェーン・バーキンは1946年にロンドンで生まれました。
10代で芸能界に入り、映画『ナック』や映画『欲望』に端役で出演しますが、


見てのとおり、ほんのちょっとだけ可愛いが頭の弱そうなところがむしろ目につくという印象です。
これじゃダメだと思ったのでしょう。バーキンは心機一転、68年にフランスに渡ったところでゲンズブールと出会うのです。
出会った当初、ゲンズブールはバーキンに良い印象は持たず、逆にバーキンは彼に一目惚れだったそうです。ところが、映画「スローガン」で共演し、主題歌をデュエットで歌う頃には同衾するようになる。
ゲンズブールに愛され始めた頃のバーキンを見ましょう。「スローガン」の一場面です。


見てのとおりです。
バーキンのニンフェットな魅力に世界が注目します。
それにしてもこれほどまでにキャラに華が出てくるものでしょうか、ゲンズブールの愛を得たバーキンの喜びの現れなのか、バーキンを可愛いらしく想うゲンズブールの演出がそうさせたのか、すごいですね。

ゲンズブールは69年にアルバム「Jane Birkin Serge Gainsbourg」をリリース、タイトルどおり2人のヴォーカルを集めたもので、その中の1曲「Jane B.〜私という女」、バルドーへの「イニシャルB.B.」よりもさらにド直球なタイトル曲を聴いてみましょう。歌詞がゲンズブールらしい即物さです。

  身体的特徴
  目は青
  髪は栗色
  ジェーン B.
  英国人
  女性
  年齢:20歳から21歳
  デッサンを習っている
  両親の家に居住
  目は青
  髪は栗色
  ジェーン B.
  色白、鷲鼻
  行方不明者として登録される
  5時20分前に



なんてゆうか、ゲンズブールという男、この手のシチュエーションが好きですね。放置した自分の女をちょっと離れたところから、タバコを吸いながらただ眺めている、冷淡さと虚無感とを漂わせて。まあ、これが彼の考えるダンディズムということなのでしょう。

ちょっと疲れました。
今回はここまでにしておきます。

・・・・実はジェーン・バーキンのことを長い間フランス人だと思っていました。
見るもの聴くものフランス語ばかりだったので。でも、顔をよく見ればやはり全然イギリス人なんですねー(若い頃からちょっとミック・ジャガーっぽい)。
それとイギリス人に多いすきっ歯です。フランスではすきっ歯のことを「幸運の歯」と呼び、福を呼び、お金を招く、幸せになれるといわれてうらやましがられるので、これが渡仏して幸いしたのかも・・・


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”Se agli amici dirai" 1965 ☆☆☆




これは初耳です。
「Ne dis pas aux copains(お友達に云わないで)」のイタリア語バージョンです。
イタリア語で歌ってる他の楽曲にくらべ、いくらかたどたどしく感じます。
でも、アグネス・チャンの「ひなげしの花」がそうだったように、このたどたどしさにイタリア人はかなり萌えていたと思います。


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新カテゴリです!
アナログレコードを買うときに、そのアーティストや楽曲をまるで知らないのに、ジャケットのデザインにやたらと惹かれて買ってしまうことがあります。ジャケ買いと呼ばれる行為です。
ワクワクしながら家に帰って針を落とせば、なんじゃこりゃと詐欺にでもあったようになることも多いのですが、まぁ最悪ピンナップにすれば良いかと自分を納得させるわけですから、ビジュアル的に自分好みなら良いわけです。
そこで、ギャルが公式にリリースした252枚の音源を包むジャケットの中から、私がジャケ買いしそうなものをピックアップしていく新企画です(長い紹介文だ、やれやれ)。
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24/36 / Souffler Les Bougies(68年リリース、7インチEP)


リリースされた252枚ものジャケットの中で、ギャルにしては唯一のセクシー路線のジャケット(いわゆるエロジャケ)がコレです。
ギャルが下着姿のままセルフネイルをやっているのですが、メリハリのない体型なのでこれだけではインパクトがないと考えたのか、合成で赤いシースルーをカラダにまとわせています。これで円錐形のおもしろ味のあるかつ安定したフォルムとなり、またシースルーで隠しながら透けさせることでギャルの下着姿を効果的に演出しています。でもギャルの上目づかいの悪戯げな笑顔はこのセクシー路線にそぐわってなく、まぁそこはやはりアイドルとしての矜持を持たせたのかなと。
裏ジャケはドア越しに盗み聞きしてほくそ笑むギャルでした。
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甲子園での熱戦もたけなわですが、常総学院ではギャルのこの楽曲が球児への応援歌になっています。
歌名が「レーヴ」となっているのは「夢見る」というところからつけられたようですが、原題は「蝋人形、ヌカ人形」だし、歌われている内容も「私は見せかけだけの蝋人形、中身が空っぽな音の出るヌカ人形」なので、応援されている球児もやりづらいのではないかと。

さて、茨城県の常総学院高校は野球の強豪校として知られ、春夏を通じて優勝2回、準優勝2回の成績を残しているそうです。
また、吹奏楽部も有名で毎年全日本吹奏楽コンクールに出場し、金賞を14回受賞しているそうです。



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ギャルの最初の恋人クロード・フランソワは67年にギャルと破局(原因はクロードのDV)。
そして、そのすぐ後にファッションモデルのイザベル・フォレと出会い、結婚します。
そのイザベルは、上の写真を見てもわかるように、まさにギャル似、ブロンドの長髪で童顔のロリータ、そのまんまです。
その男心、わかります。たいていの男はそうです。引きずるんです。
イザベルも元カノのギャルのことは知っていたはずだから、引っかかるものがあっただろうし、周囲も肩をすくめたはず(笑)


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ギャルの最初の恋人クロード・フランソワは今でいうDVオトコでした。
年長で芸歴も長いクロードはデビューしたばかりのギャルを、意のままに操り支配下におきました。
そして、ギャルが売れて人気アイドルになると、同業者の嫉妬がメラメラ、難癖をつけてギャルを傷つけるようになりました。
67年、ギャルは逃げるようにクロードの元を去り、二人は破局しました。おたがいに傷心だったものと思います。

その後、ギャルはクロードとは真逆タイプのジュリアン・クレールとつきあい始めますが、今度はギャルがクロードのような立場になって後輩のジュリアンに芸能界のイロハを教え、ジュリアンがヒットを飛ばしてスターになると、ギャルはその成功に嫉妬するからクロードのことを悪くは言えません。

で、クロードの方は、破局から間をおかずに、ファッションモデルのイザベル・フォレと出会い、すぐに結婚します。
そのイザベルですが、上の写真を見てもわかるように、まさにギャル似、ブロンドの長髪で童顔のロリータ、そのまんまです。

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その男心、わかります。たいていの男はそうです。引きずるんです。
イザベルも元カノのギャルのことは知っていたはずだから、引っかかるものがあっただろうし、周囲も肩をすくめたはず。
ただ、そこは女の強いところ、イザベルは二人の男の子を年子で産み、クロードを良きパパに仕立て上げていきます。


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最後にクロードとイザベル、そして、幼い二人の息子たちの貴重な動画をアップしておきます。
まるで双子のような息子たち、イザベルから受け継いだキレイなブロンドが天使を思わせます。





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なんと、あのバルバラが、フランス最高のシンガーソングライターのバルバラが、ギャルの楽曲をカバーしていたとは!
よく聞けば、伴奏はあきらかにギャルと同じものを使っています.....カラオケか?
作者のゲンズブールと交友があったので、お遊びで歌ってみたのでしょうか。
トットコ、トットコとせわしないこの楽曲、誰が歌っても同じになるのではと思っていましたが、そこはやはりバルバラ、独特の癖のあるフレージングで歌いこなしていますが、でもやっぱり伴奏の雰囲気と合わなすぎ!
どうせなら、バルバラらしいピアノ・アコーディオン・ウッドベースだけでアレンジしたやつを聴きたかったな。





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鹿目凛(かなめりん)さんは、女性アイドルグループ・ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)のメンバーです。
肉厚な唇は似ていませんが、全体のつくりと雰囲気はかなり似ていると思います。65年あたりのギャルを思い出しましょう。
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内輪話で恐縮ですが、鹿目凛はギャルに似ていた某キムラさんに似ているので、ギャルにも似ているという論法です。
彼女は「ぺろりん先生」名義で4コマ漫画やイラストを発表していて、それが注目されてブレイクしたそうーですが、ギャル似ということでも注目されたいものです。
この動画を見れば、さらに似ていると思うはず。妙にドンくさそうな喋りが耳に残ります。






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ザ・喫茶店という人を食ったようなバンド名です。
ウェブサイトを覗いてみれば、「昭和40年代、大阪のとある商店街にあるザ・喫茶店。そこで働く雇われママのファイヴ、オーナーの娘の大菜のこ、アルバイトの長麗田きみえ。この3人をとりまく物語とともに楽しい音楽をお届けします。ただいまスタッフ募集中!」という、バンドの紹介もまた人を食っています。
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で、カバーの出来映えですが、なかなかナイスです。
リードボーカルのオリジナルに負けず劣らずのおきゃんぶりが見事です。コーラスもいかにもという感じを心得ていますね。
ゆる〜く楽しんでいる感じが面白いので、オリジナルも紹介しておきますね。




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